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JKA補助事業研究成果について 2021.05.28

 計測技術・物理線量評価部門の床次眞司教授らの研究グループは、JKAの2020年度自転車等機械振興補助事業により、地元企業および放射線測定器メーカーとの協力によって、可搬性が高い多機能の放射線測定器を開発しました。本測定器は、研究代表者が30年以上にわたり携わってきた放射性ガスや放射性エアロゾルの計測技術開発の知見をベースとして開発された、外部被ばくと内部被ばく線量の両方を評価することができる小型で安価、安定性の高い放射線計測機器です。例えば、放射性エアロゾル濃度評価のために開発した測定器の設計概念と計算手法は、床次教授が1996年に発表した手法を導入し、学部学生や大学院生とともに、現場での測定その結果を反映しながら改良を繰り返した成果が応用されています。一方、測定値の信頼性を担保するために測定器の較正を行う必要があるものの、我が国で定義された放射性エアロゾルを任意に曝露できる環境がありませんでした。そこで、これまでの放射性エアロゾルに関する環境や人体内の動態、計測技術開発の経験をもとに、弘前大学内に放射性ガスや放射性エアロゾルの曝露場を開発しました。本事業では、この放射性エアロゾル曝露場を用いることで開発した測定器の較正試験を可能としました。
 詳細については、以下のURLから閲覧可能です。

研究成果のURL:http://www.irem.hirosaki-u.ac.jp/news_files/20210528.pdf



研究成果のポスター

本事業で開発した内部被ばくと外部被ばくを同時に評価する一体型測定器の外観



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